あわびさん日記

〜さもやらぬさえもせぬひびのことやらつらづらと

最近の見た聞いた

映画

君の生きた証
シネリーブル神戸にて鑑賞

とにかく映画が観たくなり飛び込んで見たのがこの映画。銃乱射事件で亡くなった息子が残した曲を演奏することにより息子のことをより理解しようとする父親の話。これだけ書くとまあありがちなお涙頂戴の作品のようだが、あるカットから物語が一変する。そして冒頭から感じる幾つかの違和感あるシーンが全て別の意味を持っていたことを観客は知ることになる。そのカットを目にした時、思わず声を上げてしまったほど。映画としての仕掛けに唸らされ、また色々考えさせられる中身のある作品。おすすめ。75点。

女神は二度微笑む
シネリーブル梅田

歌やダンスはないインドのサスペンス映画。コルカタの街で繰り広げられるミステリー劇。主役は妊婦のIT技術者。コルカタに出張に来ていた夫が失踪、行方を求めてロンドンからやって来た。夫の出張先だった研究所を訪ねても夫の記録はなく、代わりに夫にそっくりだという別のある男の記録が出てくるのだが、その男は実は、、。というストーリー。冒頭から地下鉄で毒物が巻かれるというサリン事件を彷彿とさせるシーンから心を掴まれる。そして終盤、あらゆるところに張り巡されていた伏線を全て回収するだけでなく、それ以上に驚きもある展開にインド映画のサービス精神を感じることができる良作。70点。

音楽



Alabama shakesが良かったのでアメリカのロックばかり聴いてるのだけど、その中でも良かったのがこのアルバム。グラミー賞取ってるからまあ良いのは当たり前なんだけど捨て曲が一切ない。60,70年代サイケロックが好きな人ならたまらないでしょうね。かけるだけでガラッと空気が変わるような存在感のある音楽。